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アマゾンカカオとローズ
memento mori (虎ノ門)

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遠心分離機、減圧蒸留、真空調理などの技術を駆使して全く新しい素材を作り、世界中でここでしか飲めない独自のカクテルをつくりあげる「ミクソロジー」。

そんなミクソロジーの第一人者である南雲主于三氏の『memento mori(メメントモリ)』とエディブルフラワー研究所(運営:食べられる花屋 エディブルガーデン)が「薔薇のカクテル」でコラボレーション。

薔薇の香りとチョコレートの官能的な出会い

MIXOLOSIST(ミクソロジスト)南雲 主于三氏による「アマゾンカカオとローズ 1,870円」です。

300年前にアステカ帝国からスペインにカカオが渡り、貴族がこぞって愛したのがショコラショー。彼らは自前でカカオ工房を作り、様々なショコラショーを作ったそうです。昔の文献に「薔薇のショコラショー」という言葉も残っており、それを再現したのがこのカクテル。

当時は乳製品を使っていましたが、よりカカオのフレーバーを活かすために、昔ながらの水でカカオを溶かしていきます。使うカカオはアマゾンカカオ。ペルーのタラポト地方で取れるカカオです。味わいはベリーやシトラスの酸味がしっかりあり、薔薇との相性が抜群。数種類のエディブルローズをベースに作った自家製のローズスピリッツと混ぜ合わせることにより、300年の前に貴族が飲んでいたであろう、ローズショコラショーを現代に再現します。

使用したのは、7種類以上の品種を使用したバラのスピリッツ、アマゾンカカオパウダー、カカオフェルメントシロップ(カカオの果肉を発酵したシロップ)、水。

色味はしっかりと濃厚なチョコレートのようですが、味わいは驚くほどすっきりしています。乳製品をつかっていないため油分がないので、味わいがとてもクリアで、チョコレート独特にある濃厚さがなく、逆に水のようにスルりと口に入って、溶けていくようになくなっていきます。テイストは最初にバラの味わいが広がり、そのあとにカカオのシトラスなフレーバーが一体になっていきます。

アマゾンカカオのパウダー、シロップ、お湯を一緒に混ぜて良く溶かします。一度越してから、冷やしていきます。ローズシロップ、アマゾンカカオミックスをミキシンググラスに注ぎ、ステアしてグラスに注ぎます。バラを1枚飾って完成です。

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ベースに使うのは「ローズスピリッツ」。7種類以上の品種の食用バラを蒸留して使用。

■店舗情報

memento mori

東京都港区虎ノ門1丁目17番1 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー 3階
03-6206-6625
営業時間
 14:00~23:00
定休日
 虎ノ門ヒルズの休みに準ずる

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